結婚指輪を手作りで準備するのなら、ホワイトゴールドはおすすめです。結婚指輪は一生に一度の物。だからこそ、絶対に失敗はできません。手作りとなると尚更でしょう。
手作り結婚指輪の材料として、最も人気が高いのはプラチナです。プラチナは美しさと利便性を兼ね備えた、究極の素材。大切に扱えば、何十年単位と使えるでしょう。しかしプラチナは大変柔らかく、些細な衝撃でも大ダメージ。大切な結婚指輪に傷がついたら、大事です。そこで目を付けたいのがホワイトゴールドになります。
ホワイゴールドの最大のメリットは、耐久性の高さにあります。ホワイトゴールドは、銀やパラジウムが混ぜられた合金になります。パラジウムの働きにより、多少指輪に衝撃が加わっただけで傷がつくことはありません。
またホワイトゴールドであれば、どんなデザインにも対応できます。シンプルなデザインはもちろん、豪華なデザインや面白デザインも自由自在です。ホワイトゴールドは不思議な素材で、持ち主により表情を変えてくれるからです。
ただしホワイトゴールドも万能ではなく、デメリットもあります。1番のデメリットは、経年劣化でしょう。プラチナは経年劣化が起きにくく、仮に起きてしまったとしても分かりにくくなっています。ところがホワイトゴールドの経年劣化は顕著で、状態によっては変色する場合も。
万が一変色したとしても、慌てる必要はありません。手作りした店や工房に持ち込めば、すぐに対応してくれるでしょう。
結婚指輪を手作りする際に、どんな素材を用いるかを決めるのは2人です。第三者の人間が言うことではありません。しかしプラチナだけに集中するがあまり、自ら選択肢を狭めるのはあまりにも勿体ない話です。繰り返すようですが、結婚指輪は一生に一度の物。一度手にすると返品も交換もできません。
手作りに挑戦するからこそ、プラチナ以外の素材にも注目してみてください。もしかしたら、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。