結婚指輪のブランドとして思い浮かぶのが、海外のブランドでしょう。しかし日本のブランドも、負けてはいません。「メイド・イン・ジャパン」のブランドは、世界的にも評価はかなり高くなっています。わかりやすい例で言えば車でしょう。
車を取り扱った番組で、日本車がどれだけ丈夫かを試す実験がおこなわれました。実験は滅茶苦茶なもので、スクラップになっても不思議ではないものばかりです。しかし実験に使われた日本車は壊れることなく、普通に走っていました。「メイド・イン・ジャパン」の凄まじさは、世界共通なのです。
しかし結婚指輪においては、世界的にもあまり認知されていないのが現状です。海外ブランドの存在があまりにも強すぎるため、日陰の存在になってしまっているのです。
でも日陰の存在になっているからとはいえ、品質が劣るわけではありません。緻密な計算のもとで生み出された指輪の形は、実に見事です。大切に扱えば、何十年と使えるでしょう。またシンプルなデザインが多いため、飽きが来ることもありません。
日本のブランドの特徴は、先程も少し述べましたが緻密な計算にあります。左手に指輪をはめた時にどういう形で輝くのか、日常的に使う際にどういう風に作用するのかについても考えられています。
また、海外ブランドと比べると値段が安いのも魅力的です。海外ブランドでは20万円する結婚指輪も、日本ブランドでは10万円ほどで購入することができます。
なお工房で手作りする指輪も、一種の日本ブランドと言えるでしょう。海外でも手作り結婚指輪を手掛ける工房はありますが、仕上がった指輪はいずれもシンプルなものばかりです。でも日本の工房で作る手作り結婚指輪のデザインは、かなり豊富です。
海外工房のようにシンプルなデザインから、どうやって作ったのかと疑問に思うほど凝ったデザインもございます。もちろん手作りだからとはいえ、クオリティが落ちる訳ではありません。品質は非常に高いので、大切に扱えば何十年と長持ちするでしょう。