結婚指輪の値段を決めるのは、指輪に使われている素材そのものにあります。たとえ姿形が全く同じデザインであっても、素材が違うだけで数万円の差が出てくるのです。
素材は指輪の印象を大きくかえる、とても重要なパーツ。では結婚指輪にはどういった素材が使われているのか、日本のブランド店を元に探ってみました。
まず目につくのが、プラチナの結婚指輪です。使用されているのは、海外の高級ブランドと同じPt950。アームが真っ直ぐになった結婚指輪から、2人の絆を形作ったようなデザインの結婚指輪まで多種多様です。ただ共通して言えるのは、気品そのものです。
例えばアーム幅が広い結婚指輪。海外ブランドの場合は無骨な雰囲気が出て、力強さを感じさせるデザインです。でも日本ブランドの場合、どこか洗練されたデザインになっていました。こだわっているのは、つけ心地とシンプルさ。指輪に付けられている感を極力減らしたデザインは、まさに日本ならではの妙技と言えるでしょう。
次に多く見られたのは、ゴールドの結婚指輪です。使用されているゴールドは、18Kでした。ちなみに海外高級ブランドのゴールドの結婚指輪も、まったく同じ18Kが使われています。材質はとても頑丈で、大切に使えば長持ち確実です。
海外ブランドが提供しているゴールドの結婚指輪は、ゴージャスさと無骨さが兼ね備わっている印象があります。でも日本ブランドのゴールド結婚指輪の場合、ゴージャスさとエレガントさが備わっていました。ド派手な装飾はないものの、おもわず見とれてしまう魅力があります。
なおお値段は、日本ブランドの方が安いです。海外ブランドの結婚指輪は、安くてもギリギリ10万円切るほどです。でも日本ブランドであれば、1つ5万円の結婚指輪も珍しくありません。もちろん安いからとはいえ、材質が劣る材料で作られたわけではありません。
繰り返しになりますが、日本ブランドが結婚指輪に使っている材料は海外高級ブランドと同じです。