1万円で結婚指輪を用意。不可能ではありませんが、おすすめはできません。数千円単位で購入できる結婚指輪は、確かに存在しています。しかし「安かろう悪かろう」とはよくいったもので、チープ感は否めません。耐久性にも問題があるので、結婚指輪として相応しいとはお世辞にも言えないのです。
では結婚指輪の予算が確保できない場合、どう対処すれば良いのでしょうか。
「結婚指輪を買わない」という選択肢は、加えておきたいもの。2人にとっては、あまりにも残酷な提案になるでしょう。
1万円の予算しか確保できないということは、毎月の生活に余裕がないと思われます。結婚指輪の入手は、とても大切な行為。でももっと大切なものは、2人の生活です。2人の生活を最優先に考えて下さい。そして数年後に生活に余裕が出たら、結婚指輪の購入を検討しても問題ないでしょう。
「結婚後しばらくして結婚指輪を購入しても良いのか?」という、疑問を持たれるかもしれません。結婚指輪は、新婚が手にするアイテム。新婚時期を過ぎた夫婦が手にするのは、オカシイと思われるでしょう。全く問題ございません。
実際に結婚数十年経って、初めて結婚指輪を用意する夫婦もいらっしゃいます。数十年も支えてくれた感謝の気持ちを持って、結婚指輪を贈るパターンが多いです。結婚指輪に早いもなければ遅いもないのです。
今すぐにでも結婚指輪の入手を強く希望しているのなら、支出と収入を見直す必要があるでしょう。無駄な出費を抑えるだけでも、かなり大きいです。節約できる金額が数百円だったとしても、地道に積み重ねれば結婚指輪入手のハードルも低くなるでしょう。
結婚指輪をローンで購入する方法もあります。ローンを利用すれば、高価な結婚指輪の入手も可能になります。ただローンは借金です。新婚早々に借金を背負うのは、おすすめできない行為。繰り返しになりますが、最も重要なことは「2人の生活」です。2人の生活の支障にならないように、上手くお金をやりくりして下さい。