純金は読んで時のごとく、純粋な金を指します。金以外に使われているものはなく、100%の金です。一般的に出回っている金の多くは、金以外の金属が混ざり合っています。金を純金のまま使うと不都合が生じるため、敢えて他の金属を混ぜ合わせて調整しているのです。
しかし結婚指輪にゴールドを希望している場合、純金のものをと考えるのは当然のことでしょう。そこで純金について、純金の結婚指輪のことについても取り上げます。
金とは、原子番号79番の金原子の結晶です。「原子番号」て言葉にアレルギー反応が出てきそうですが、もっとシンプルに述べると「結晶」です。結晶はとても脆く、些細な衝撃が加わるだけでも大ダメージです。しかし重さに関しては、他の金属と比べると重いです。金の重さは銅と比べると、およそ3倍近くあります。ちなみに純金は、自然界には存在していません。
金は、色んな所で使われています。結婚指輪は言うに及ばず、工業製品・化粧品にも金が含まれています。
結婚指輪に使われている素材として真っ先に思い浮かぶのが、プラチナでしょう。でも最近は、純金の結婚指輪の人気も高まっています。人気の理由は、「日本人の肌に合っているから」でしょう。
プラチナも合う人にはピッタリ合うものの、日本人の肌質を考えるとどうしても浮いてしまいます。でもゴールドであれば、肌色に馴染みやすくなっています。またプライベートやビジネスの話だけでなく、パーティーに身につける指輪としても重宝します。
ゴールドの結婚指輪は18K・24Kと、ゴールドが入っている比率ごとに種類が分けられています。純金に近いのが24Kで、ほぼ100%に近い金が含まれています。
ただし気をつけておきたいのが、取り扱いです。ゴールドの比率が高くなればなるほど、傷つきやすくなっています。少し指輪をこすっただけで、傷ができることも珍しくはありません。もし純金の結婚指輪を希望しているのなら、取り扱いには十分に気をつけましょう。